△探偵BAR「Answer」のヴァージン・ブリーズ
ヴァージン・ブリーズのレシピ例
<材料>
・クランベリージュース 適量
・グレープフルーツジュース 適量
<作り方>
1 シェーカーにクランベリージュースとグレープフルーツジュースを入れる
2 シェイクする
3 氷を入れたグラスに注ぐ
元は「海のそよ風」から
ヴァージン・ブリーズは、シー・ブリーズというカクテルからウォッカを抜いたものになります。
このシー・ブリーズを日本語に訳すと、「海のそよ風」という意味です。
ネーミングの由来は、クランベリージュースとグレープフルーツジュースの爽やかな酸味の後味が、浜辺の潮風を連想させることからと言われています。
シー・ブリーズのノンアルコール版であるヴァージン・ブリーズも、真夏の海辺の風と太陽を連想させる1杯です。
ちなみにヴァージン・ブリーズを日本語にすると、「初めてのそよ風」という意味になります。
確かに、ヴァージン・ブリーズの甘さ控えめでスッキリした後味は、心地の良い「そよ風」を連想させます。
ところでクランベリージュースとは?
ヴァージン・ブリーズに使われるクランベリージュースのクランベリーとは、どんなものなのでしょう?
クランベリーは、北半球の寒帯酸性の沼地に生息する常緑低木の植物で、赤紫色の実をつけます。

△クランベリーの実です
このクランベリーとは「鶴のベリー」という意味で、鶴がクランベリーの実を好んで食べたことに由来します。
その色味からわかるように、クランベリーにはアントシアニン等のポリフェノールが豊富に含まれています。
その含有量は、実にブルーベリーの倍以上あることが知られています。
こうしたことから、クランベリーには抗酸化効果・殺菌効果があるとも言われています。
飲めない人間的ヴァージン・ブリーズの感想
ヴァージン・ブリーズは、甘さと酸味のバランスが絶妙なノンアルコールカクテルだと思います。
それ故に、どのようなシチュエーションでも合わせやすい1杯です。
ただし、クランベリージュースを置いてあるコンセプトBARが少ないためか、なかなか飲む機会がありません。
見つけた場合は、クランベリーとグレープフルーツの共演を、ぜひ楽しんでみてください。
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