△「高円寺尼僧BAR」のブラック&タン
ブラック&タンのレシピ例
<材料>
・コーラ 2/3
・アイスミルク 1/3
<作り方>
1 氷を入れたグラスに材料を注ぐ
2 軽くステアする
・コーラとアイスミルクの割合を変えることで味に変化を出せます
ブラック&タンの材料
名前は犬の毛色から
ブラック&タンの名前の由来は、犬の毛色からきています。
ブラックはもちろん「黒」ですが、タンとは「淡い茶色」のことを指します。
イメージとしては、黒毛のダックスフントやドーベルマンを思い浮かべてください。

この種の犬は黒い毛色をしていますが、頬や足の先は茶色い色合いになっています。
これが、ブラック&タンという毛色になります。
グラスの中で、コーラの黒色がミルクと混じりあって茶色を呈する色合い
それを、ブラック&タンの毛色と結びつけたのがネーミングの由来だと言われています。
ビールベースのカクテルも・・・
実はブラック&タンには、ビールベースの同名のカクテルが存在します。
こちらのレシピでは、「ビール」と「黒ビール」を1:1で使用し、氷は入れません。
「ビール」と「黒ビール」の比重の違いを利用し、グラスの中で色の違う層をつくります。
作り方としては、まず「ビール」だけをグラスに半分ほど注ぎます。
そこに「黒ビール」をゆっくりと注ぎ、2層に分かれて仕上がれば出来上がりです。
後から「黒ビール」を注ぐとき、無造作にドボドボと入れると層が出来ません。
バースプーンを使って、ゆっくりと注ぐのがポイントだということです。
飲めない人間的ブラック&タンの感想
一見すると、ブラック&タンの見た目はアイスコーヒーのように見えます。
ですが、口に含んだ瞬間に、いい意味でも悪い意味でも予想を裏切られるカクテルです。
いい意味で裏切られるか、悪い意味で裏切られるかは、コーラが好みかどうかで左右されると思います。
コーラの甘さが好きな方にはおススメですが、苦手な方は避けておいた方が無難ですね。
ただ、牛乳によってコーラの甘さもマイルドになるのか、思ったよりもサッパリとしています。
ブラック&タンのレシピは単純なのですが、メニューにあるコンセプトBARはあまり見かけません。
材料は誰でも知っているものですが、この組み合わせ方には意外性があるのかもしれないですね。
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