突然ですが、「ハッカー」と聞くとどんな人たちを想像しますか?
なんとなく、「パソコン乗っ取られそう」とか「コンピューターで悪い事をしてそう」とか、そんな感じでしょうか。
ハッカーと聞くと、ちょっと怖いイメージが先行するのですが、でも実際のところ、どんな人たちがハッカーと呼ばれているのでしょうか?
東京・六本木には、そんな疑問点を解決するためにピッタリのBARがあります。
ハッカーと呼ばれる人たちがバーテンダーを務める、「ハッカーズバー」です。
目次
「ハッカーズバー」
★営業時間★
月~金 20:00~25:00
※土・日・祝休業
★料金体系★
チャージ ¥1000
※クレジットカード利用可
※ビットコイン決済可
★Pick up Menu★
オリジナルカクテル「ハッカーズハイボール」 ¥1000
オリジナルカクテル「カーネルパニック」 ¥1000
オリジナルカクテル「ブルースクリーン」 ¥1000
★住所★
東京都港区六本木7-12-3 パワーハウスビル4F
「ハッカーズバー」への行き方
「ハッカーズバー」の場所は、ちょうど東京ミッドタウンと通りを挟んだところにあるビルの4階です
最寄り駅は「六本木駅」で、地下鉄東京メトロ日比谷線か都営大江戸線でのアクセスになります。
「六本木駅」からは徒歩5分ほどで、「ハッカーズバー」に到着します。
カウンターで Macbook が「ハッカーズバー」スタイル
「ハッカーズバー」店内は、BARらしく程よく照明が落とされ雰囲気をつくっています。
ですが、なんとなく一般的なBARとは違った印象を受けるのも事実です。
理由の一つとして、数台の大型モニターが目に飛び込んでくるという点があります。
そして、カウンターの上では何台もMacbookが広げられています。
カウンターでノートパソコンを使って作業をし、時には店内のモニターを利用して確認等を行います。
これが「ハッカーズバー」のスタイルなんですね。
店内には無線LANも整備されているので、自分のパソコンを持ち込んで使って良いとのことです。
「ハッカーズバー」オリジナルカクテルは・・・不吉?
カウンターに座って、バーテンダーさんに渡されたメニューを眺めてみます。
オリジナルカクテルの「スパゲティ」とか「ブルースクリーン」に目が留まります。
スパゲティコード
スパゲティプログラムまたはスパゲティコードとは、プログラムのソースコードがそれを制作したプログラマ以外にとって解読困難である事を表す俗語。 名称の由来は、皿に盛られたスパゲッティのようにロジックが絡み合っていることから。
Wikipediaより
スパゲティプログラムまたはスパゲティコードとは、プログラムのソースコードがそれを制作したプログラマ以外にとって解読困難である事を表す俗語。 名称の由来は、皿に盛られたスパゲッティのようにロジックが絡み合っていることから。
Wikipediaより
ブルースクリーン
ブルースクリーン(英語: Blue Screen of Death, BSoD)とは、Microsoft Windowsにおいて、オペレーティングシステム (OS) に何らかの異常が発生した際に表示されるメッセージおよび、その画面全体を指す通称である。青い背景に文字が表示されることからこの名がついた。
Wikipediaより
ブルースクリーン(英語: Blue Screen of Death, BSoD)とは、Microsoft Windowsにおいて、オペレーティングシステム (OS) に何らかの異常が発生した際に表示されるメッセージおよび、その画面全体を指す通称である。青い背景に文字が表示されることからこの名がついた。
Wikipediaより
どちらも名前は不吉ですけど、特に「ブルースクリーン」は、うっすらとした青みが映えて綺麗なカクテルです。
これをオリジナルカクテルの名前に持ってきてしまうのが、いかにも「ハッカーズバー」らしいと言えますね。
何気なく見てみると、「ハッカーズバー」のロゴが入ったコースターがオシャレです。
オーナーさんに聞く「ハッカーとは?」
席についてしばらくすると、「ハッカーズバー」オーナーの中尾彰宏さんが来てくれました。
いただいた中尾さんの名刺を拝見すると、肩書に「ハッカー」と書かれています。
「普通は名刺に『ハッカー』とは入れないんですけどね」
確かに、私も「ハッカー」という肩書の名刺を貰うのは初めての経験です。
ちなみに中尾さんは、「mixi」などでエンジニアとして活躍されていた方です。
ですが、医学部を卒業されていて、医師免許も持っていらっしゃるという経歴の持ち主でもあります。
せっかくの機会ですので、「ハッカーって何者なのですか?」という疑問をぶつけてみました。
「マイナスイメージが先行していますが、本来『ハッカー』というのはコンピュータ上の問題を解決する人という意味なんです。」
「一般的に連想されるような、コンピュータに侵入したり乗っ取ったりする人の事を指すんじゃないんですよ。」
悪さをする人間の事は、「クラッカー」と言うのだそうですね。
「ハッカーズバー」の客層は、やはりIT関連のエンジニアの方が多いらしいです。
ですが、「プログラミングとかITとかに全然縁がないという方も、もちろんウエルカムです。」とのことでした。
BARという気軽に来れる空間を、コンピュータ関連の相談所みたいな感じで使ってもらえばという方針らしいです。
確かに、ここでハッカーの人と知り合っておけば、自分のパソコンに何かトラブルが発生した時なんかに気軽に相談できますね。
中尾さんの次に別のバーテンダーの方とも話しましたが、こちらは都内のIT企業でプログラマーとして働いている方でした。
「何かパソコンで困ったことあったら言ってきてくださいよ」といった感じで、職場にいれば頼れる存在ですね。
なお、「ハッカーズバー」では、その場で簡単なアプリの作成を依頼することもできます。
お店で飲んでいる間に、ハッカーの人にササっとプログラミングしてもらえるんですね。
日によってはプログラミングの実演なんかもやっているそうですので、IT業界に興味のある学生さんなんかも行ってみると面白いかもしれません。
仮想通貨で支払えます
2017年7月から大手家電量販店ビックカメラが、全店でビットコインの支払いを導入しました。
徐々にビットコインでの支払いを受け付ける店舗が増えてきており、仮想通貨というものが一般にも浸透しつつあります。
「ハッカーズバー」では、大手販売店が導入を実施する以前から、ビットコイン決済が可能となっていました。
このあたりは、経営者サイドがコンピュータ関連に詳しいお店ならではといった感じですかね。
支払いの手順としては、まず店舗のスタッフさんが支払い金額を計算し、QRコードを表示します。
支払う側は、スマートフォンのビットコインウォレットのアプリを起動し、QRコードを読み取って送金ボタンをタップするという手順です。
実際に行ってみると、一瞬で支払いが完了しました。
財布を出す手間も、現金を数える手間もありませんので、これは非常にラクです。
ただ、「ハッカーズバー」は日本にあるお店ですので、日本に住んでいて日本円を日常的に使っている人間には、そこまでのメリットは無いかもしれません。
ですが、海外から来た観光客の場合だと、ビットコイン決済はすごく便利だと思います。
ビットコインは世界共通通貨としての側面も持っていますので、両替の手間や手数料が必要なくなりますからね。
お会計の方法でも特色を垣間見ることができる、そんな「ハッカーズバー」でした。
次回は、プログラミングの演習を行うタイミングにお邪魔したいと思っています。
「ハッカーズバー」の近くには、こんなお店もあります
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。