新宿・渋谷・池袋と並ぶ東京の繁華街・六本木
週末ともなれば、深夜から早朝まで遊び盛りの大人たちが行き交い、人の流れが絶えません。
その六本木に、ある職業の人たちがバーテンダーを務める普通のBARがあります。
大泉洋と松田龍平が主演を務めた映画「探偵はBARにいる」はご存知でしょうか?
そうです、バーテンダーを務める人たちとは 探偵、六本木で探偵はBARをやるんです。
目次
探偵BAR「Answer」
★営業時間★
火~土 19:00~翌5:00
※日・月・祝休業
※探偵業務の都合で臨時休業あり
★料金体系★
チャージ ¥500
※クレジットカード決済可
★Pick up MENU★
オリジナルカクテル「ロック・オン」 ¥900
オリジナルカクテル「スパイ」 ¥1200
オリジナルカクテル「ギムレットには早すぎる」 ¥1400
「チキンな探偵カレー」 ¥1200
★住所★
東京都港区六本木6-8-8 ゴーディビル2F
探偵BAR「Answer」の行き方
探偵BAR「Answer」がお店を構えるのは港区六本木の通称「芋洗い坂」
六本木の朝日神社の前を通る、坂道の途中にあります。
芋洗い坂への最寄り駅は、もちろん「六本木駅」です。
地下鉄東京メトロ日比谷線か都営大江戸線でのアクセスになります。
坂の途中に青い看板が見えたら、そこが目的地になります。
「現役探偵がバーテンダーのよくあるバー」
何が「よくある」のかはイマイチ不明ですが、階段を登りビルへと入ります。
ビルの2階フロアに入っていくと青い看板を掲げたドアがあります。
ここが探偵BAR「Answer」の入口です。
「六本木駅」からは徒歩5分くらいの距離になります。
探偵BARの内装は六本木スタイリッシュ
探偵BAR「Answer」の店内に足を踏み入れると、視界がブルーの照明に照らされます。
そして、ガラスのカウンターテーブルとコンクリート打ちっぱなしの壁
洗練された雰囲気で、六本木らしいオシャレなBARですね。
カウンターに案内され着席すると、「探偵物語」の松田優作がお出迎え
そのまま、目の前のガラス張りのカウンターをよく見てみると
尾行調査の再現写真や
探偵アイテムの「隠しカメラを仕込んだMP3プレーヤー」等がディスプレイされています。
これだけで探偵BARのリアルさが伝わってきますよね。
ちなみに隠しカメラを仕込んだMP3プレーヤーについてですが、
「秋葉原で普通に売ってますよ。」だそうです・・・アキバ恐るべし
探偵BAR「Answer」はオリジナルカクテルが秀逸
バーテンダーの探偵さんに渡されたメニューを眺めてみると
探偵BARならではのオリジナルカクテルがずらっと並びます。
種類はかなり豊富ですので、初めて行ったら目移りすること必至ですね。
「絶体絶命」「小悪魔」「カメレオン」「天使の口づけ」「三角関係」
どれもネーミングが凝っています。
ノンアルコールカクテルの中から、「尾行」をオーダーしました。
オレンジ、ライムにレモンといった柑橘系の酸味が印象的なカクテルになっています。
ちなみに、尾行中にはアルコールはご法度だから、ノンアルコールってことらしいです。
探偵BAR「Answer」は、オリジナルカクテルの種類が豊富ですが
もちろん、カクテル以外のドリンクも数多く揃えられています。
フードメニューの名前がいちいち・・・良い!
さらにメニューを眺めてみると、フードメニューに目がとまります。
「本命ではないけど傍にいてほしいパテ&ナゲット」
「あれもこれも・・・浮気者の移り気ナッツ」
「芋洗い坂の芋野郎」
「田舎育ちの純朴ボロネーゼ」
「このメニューの名前って誰が考えてるんですか?」と聞いてみたところ
「それはもう、スタッフ全員で知恵を出し合ってるんですよ。」との回答でした。
こちらは、ライトな感じでいただける「探偵アイス(バニラアイス)」です。
通常はリキュールをかけていただくようですが、アルコールがダメな私はシロップに変更してもらいました。
ちなみに探偵BAR「Answer」には、栄養士の資格を持ったスタッフの方がいて、フードメニューを監修されていらっしゃるんだとか。
ここは「探偵事務所兼BAR」
さて、やはり気になるのは「何故に探偵さんがBARをやっているのか?」
バーテンダーの探偵さんに率直に疑問をぶつけてみました。
「何か心配事があっても、いきなり探偵事務所に相談するのって敷居が高いですよね?だからワンクッションかませるためにBARという形をとっているんです。」
「あと、BARで実際に顔を見た相手だと、知らない事務所にいきなり頼むよりも安心して依頼ができますよね。そうやって依頼者に安心してもらって、正式な依頼につなげるっていう目的もあります。」
「実際に、このBARに来店して、この場で調査を依頼するお客さんもいるんですか?」の問いには
「割合は多くないですが、いらっしゃいますよ。」
「なので相談したい方のために、店の奥には声が漏れないような個室も設けています。この店は探偵事務所兼BARという位置づけです。」
「ちなみに、一番多い依頼って何ですか?」
「一番多いのは『浮気調査』で、次は『素行調査』です」
「ただ『浮気調査』と『素行調査』で依頼の99%を占めているような感じで、その他の依頼は滅多に無いですね。」
探偵に求められる適性?
カウンター越しにシェーカーを振る姿は、どこからどう見てもバーテンダー
でも、探偵BAR「Answer」のバーテンダーは、全員、現役の探偵さんなんです。
「この前、調査で18時間くらいターゲットを尾行し続けましたよ。」
みたいな話が出てくると、やっぱり本物の探偵さんなんだと実感します。
調査対象者次第の探偵さんのお仕事、めちゃめちゃハードみたいですね。
ちなみに、探偵さんに求められる適性ってあるんでしょうか?
「まず、いい意味でも悪い意味でも『目立たない』っていうのは重要ですね。」
確かに、人目を引いてしまうような容姿であれば、それが良い意味であったとしても、尾行なんて出来ませんよね。
「探偵の業務として、尾行などの現場での活動をイメージされるかもしれませんが、報告書の作成といったデスクワークも重要なんですよ。」
依頼者には報告書を提出して、対象者の動きなどを伝えることになります。
そのため、わかりやすい文章をまとめ上げる書類作成の能力も重要になってくるようです。
「ちなみに、ある種の『鈍感力』も必要になってきます。」
「特に『浮気調査』では、依頼者にとって残酷な現実を突きつける場合が少なくありません。」
「たとえ目の前で依頼者が取り乱してしまっても、それにうろたえることなく次の依頼に取り掛かるメンタルが必要になってきますね。」
お話を聞いていると、探偵さんに求められる適性って、かなり広範囲なものかもしれませんね。
探偵BAR「Answer」は、上記のような探偵裏話を聞く以外にも、普通に六本木の夜を楽しみたい方にもオススメのお店です。
国際色豊かな六本木という土地柄を反映してか、海外からの旅行客と隣り合わせて楽しい夜を過ごすこともありますよ。
朝5時まで営業しているので、たまにハメを外して夜遊びするにも良いかもしれませんね。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。