コンセプトCafé＆BAR巡りなんてものをやっていると、大都市圏での電車移動が多くなります。
当然、知らない土地に行くんですから、初めて乗る路線だって出てきます。
スマートフォンの乗換アプリがあるので、迷うことは少ないものの・・・
ちょっと悩ましいのが「特急・急行・快速」といった列車種別の判断です。
ある会社は特急料金が別途必要なのに、他の会社では必要なかったり
急行と快速の速さが会社によって逆だったり
「全社で統一してくれよ！」と言いたくもなりますが、そこは大人の事情が絡みます。
各社による違いを把握して、自力で対応するしかないのが実情です。
今回は、コンセプトBAR訪問に際し、私が実際に乗車したJR・私鉄各路線の列車種別をまとめてみます。
進学や就職で大都市圏に出たばかり、という方などにも参考にしていただければと思います。
※私が利用した事のない鉄道会社については記述してありません。
※各駅に停まる列車は各社毎に名称が異なりますが、「普通」で統一しています。
目次
JR線
特急>快速>普通
特急（特別急行）は、普通運賃とは別に特急料金が必要
なお、新幹線も特急列車の一形態である
普通は各駅に停車する電車で、このうち何駅かをスルーする速達型が快速
快速列車は普通運賃のみで乗車でき、快速券みたいなものは不要
快速の中でも通勤快速や中央特別快速（中央特快）のように、更に速達型のものがある。
JR線は基本的に日本全国共通で、この種別
＜私の利用した路線＞
JR中央線・JR山手線・JR常磐線・JR湘南新宿ライン・JR大阪環状線など
私鉄（首都圏）
西武鉄道線
快速急行＞急行＞通勤急行＞快速＞準急＞普通
急行が快速よりも早くなるのが西武線
急行の次に早そうな準急が快速よりも停車駅が多い
快速急行～普通まで、全て普通運賃のみで乗車可能
特急も運行されているが、そちらは別料金が必要
一部区間は東京メトロ有楽町線・副都心線と直通運転を行っている
＜私の利用した路線＞
西武池袋線
京王電鉄線
特急＞準特急＞急行＞区間急行＞普通
京王線の特急は普通運賃のみで乗車が可能
吉祥寺や下北沢といった人気のエリアを走る路線で、東京の西側を移動する場合に便利
新宿から神奈川県の橋本（リニア新駅の建設予定駅）まで、準特急で約40分
＜私の利用した路線＞
京王線・京王相模原線
東京急行電鉄線（東急）
特急＞通勤特急＞急行＞普通
東急線の特急も、別料金なしで乗車可能
基本的に、同程度の区間であればJR線よりも運賃が安くなる
渋谷～横浜を結ぶ東急東横線は、横浜から先で中華街のある、みなとみらい線へ直通
渋谷から北側では東京メトロ副都心線、さらに埼玉県内で東武東上線に直通する
これに乗車すれば、川越－横浜間を乗り換えなしで移動する事が可能
＜私の利用した路線＞
東急東横線・東急池上線
小田急電鉄線
快速急行＞急行＞準急＞区間準急＞普通
小田急線の場合、特急は別途料金が必要
普通運賃で乗車できる最も早い電車は快速急行
中心となる路線は小田急小田原線
快速急行であれば、新宿から町田まで約30分、小田原まで約1時間30分
＜私の利用した路線＞
小田急小田原線
私鉄（中京・関西圏）
近畿日本鉄道線（近鉄）
快速急行>急行>準急>区間準急>普通
近鉄戦は首都圏の小田急線と似たパターン
大阪・京都・三重・奈良・愛知といった広範囲をカバーする私鉄
特急列車が設定される路線もあるが、乗車には別料金が必要
＜私の利用した路線＞
近鉄名古屋線・近鉄奈良線
阪急電鉄
快速特急＞特急＞通勤特急＞快速急行＞急行＞準急＞普通
一応は上記で記載してあるが、阪急は路線によってパターンが変わる
特急列車にも普通運賃のみで乗車が可能
主に京都・大阪・兵庫（京・阪・神）の間を繋ぐ私鉄
大阪市営地下鉄堺筋線と直通運転を行う路線もある
＜私の利用した路線＞
阪急京都線・阪急神戸線
京阪電気鉄道
快速特急＞特急＞快速急行＞急行＞準急＞区間準急＞普通
京阪線も普通運賃のみで特急に乗車可能
上記の他に通勤快急・通勤準急といったパターンも存在する
ちなみに京阪のキャッチコピーは「京阪乗る人、おけいはん」
＜私の利用した路線＞
京阪本線・京阪鴨東線・京阪宇治線
私鉄路線にうまく乗ろう
私が実際に乗車した事のある路線についてまとめてみました。
ここに記載している以外にも私鉄路線は多くあり、なかなか難しいところです。
また、私鉄間では相互直通運転を行うところもあります。
慣れないうちは難しいですが、「NAVITIME」「ジョルダン」といった乗換アプリをうまく使うことで、初めて乗る路線でも迷うことは少なくなります。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。