<2017年11月追記>
「定食酒場食堂」は、2017年9月1日から新しい店舗へ移転しています。
記事の前半部分の内容と写真は旧店舗のものですが、基本的な料金システム等は変更ありません。
記事の後半部分に、新店舗での写真を追加してあります。
2010年代も後半の世の中、食堂で定食を頼むと800円くらいかかるのが普通です。
ちょっとハイソなお店に入ってしまったら、1500円とかしてしまいますよね。
牛丼チェーンの定食だって、500円はするのが当たり前になってしまっています。
しかし、日本一物価の高い東京で、それも新宿区で、288円で定食を出してくれるお店があるんです。
口コミで人気が広がり、メディアでも紹介され、大勢のお客さんで賑わう超人気店となった「定食酒場食堂」というお店です。
目次
「定食酒場食堂」
★営業時間★
月~金 11:00~14:00 17:00~23:00頃
土 12:00~22:00頃
※日曜日不定休
★Pick up MENU★
日替わり288円定食 ¥288
昭和ナポリタン ¥80
昭和なやきソバ ¥220
豚キムチ定食 ¥420
The 昭和アジフライ定食 ¥450
北海道ザンギ定食 ¥480
※その他、日替わりメニュー多数
★住所★
東京都新宿区片町4-10 片町ビル1・2F
「定食酒場食堂」(新店舗)の行き方
「定食酒場食堂」は、都営地下鉄新宿線「曙橋駅」から徒歩3分程度の路地に佇んでいます。
△こちらは旧店舗の入口です
旧店舗は「外苑東通り」という大通りに面していたのですが、新店舗は少し路地を入っていく感じになりました。
都営地下鉄新宿線の「曙橋駅」が最寄り駅で、徒歩5分弱の距離になります。
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」からですと、徒歩で10分強といったところです。
突如として年季の入った二階建ての建物が見えたら、そこが「定食酒場食堂」です。
昭和が流れる「定食酒場食堂」店内
(この章の記述は旧店舗のものになります)「定食酒場食堂」店内は、手作り感満載の懐かしい雰囲気です。
上を向くと、自転車が天井からぶら下がってたりします。
店内には、手書きのメニューがびっしり掲げられています。
そしてメニューに添えられたひと言が、いい意味で哀愁を漂わせるのも「定食酒場食堂」なんです。
マジ、ないよから揚げが一個から頼める店なんて
だから!家で食べるより安いって!
一人淋しく入った食堂
悩むのがバカバカしくなった
昭和ウインナー一本30エンなんて
ぜひ「定食酒場食堂」ならではの、この空気感に触れてほしいです。
「定食酒場食堂」の驚愕リミット3000円システム
ただでさえ激安の288円定食が看板メニューの「定食酒場食堂」なんですが、更なる驚愕の料金システムがあります。
なんと、「お会計は3000円までシステム」なんてものも存在します。
飲食した合計金額が5000円でも10000円でも、1人あたり最大3000円までしか代金がかからないという嬉しすぎるシステムです。
ただ、記事を読み進めてもらうとわかりますが、「定食酒場食堂」で3000円以上使うって、ものすごく大変です。
これが「288円定食」!
(この章の記述は旧店舗のものになります)看板メニューの「288円定食」は、基本的にランチタイムに数量限定で提供されます。
そのため、私のように遠方から訪れるとなると、なかなか「288円定食」に遭遇するのが難しいんですよね。
上の写真は、運よくオーダーすることができた、ある日の「288円定食」です。
メインのおかずはハンバーグ、ちょっとした煮物が付け合わせでついています。
これだけなら他のお店でもあるかもしれませんが、「定食酒場食堂」はここからがすごいのです。
定食の「ごはん」と「味噌汁」はおかわり自由なんです。
そして、写真にあるように生卵も1つサービスになります。
この圧倒的なお得感は、「定食酒場食堂」でしか味わえません。
その他の定食もコストパフォーマンス抜群!
(この章の記述は旧店舗のものになります)「288円定食」が売り切れていたとしても、他の定食もコストパフォーマンス抜群なものばかりです。
こちらは、420円の「目玉焼き定食」です。
「1本30エンの昭和ウインナー」が付け合わせなのが、嬉しかったりします。
私のお気に入り、「豚キムチ定食」も420円です。
もちろん「288円定食」以外の定食も、ごはんと味噌汁はおかわり自由で生卵1つサービスになります。
自分で作るよりも、ずっとお得に晩御飯が食べれちゃいますね。
名物!「昭和ナポリタン」
(この章の記述は旧店舗のものになります)「定食酒場食堂」は、様々な単品メニューも充実しているのも特徴です。
定食にもう一品加えてみると、コストパフォーマンス抜群の定食が更にグレードアップします。
お店の看板メニューでもある「ナポリタン」は、なんと80円という衝撃価格
しっかりとトマトの味がして、お値段からはビックリなメニューです。
この80円の1皿で、だいたい一般的なファミリーレストランの半分くらいの量があります。
「ポテトサラダ」は100円になります。
手作り感が、とても嬉しい一品です。
1個からオーダーできる「から揚げ」は、50円なのにビックリする大きさです。
このから揚げを満載した450円の「から揚げ定食」も、「定食酒場食堂」の人気メニューだそうです。
激安定食に目が行ってしまう「定食酒場食堂」ですが、実はジンギスカン推しのお店でもあります。
七輪と炭火が出てくる本格仕様なので、多人数でワイワイ食事をするときは、ジンギスカンもおすすめですよ。
「定食酒場食堂」からのお願いです。
(この章の記述は旧店舗のものになります)東京のど真ん中で激安定食を提供してくれる「定食酒場食堂」なのですが、
この価格で提供を続けていくために、いくつか守ってほしいお約束事も書かれています。。
・残さないでください(特におかわりした場合)
・料理提供までの時間がかかるけど承知してください
・大食いチャレンジはしないでください
考えてみれば、当たり前の話ですよね。
大食いがしたければバイキング形式の店に行けばいいし、料理が早く出てきて欲しいなら、ファストフードでいいんです。
お金を払うお客の立場であっても、最低限のラインは守らなければいけませんよね。
「定食酒場食堂」で出会った昭和
(この章の記述は旧店舗のものになります)「定食酒場食堂」店内は広めで、全部で50席くらいあります。
ですが、自然と隣のお客さんとの距離が近くなる、不思議な空間なんです。
混んでくると、お客さんが自発的に料理を運んだりするのは日常茶飯事です。
また、隣の席のお客さん同士で「これも美味しいから食べてみてください」みたいなやり取りも自然に生まれるんです。
「定食酒場食堂」のオーナーさんが目指している「昭和」が、なんとなくわかる気がしますよね。
「定食酒場食堂」新店舗に行ってきた
「定食酒場食堂」が新店舗に移転してから2ヶ月が経った頃。
ようやく、移転後の新しい店舗に行くことができました。
新店舗の前に立ってみると、前の店舗の時以上の「昭和感」を感じます。
なんでも、築70年以上の古民家を店舗に改装したらしいです。
新店舗は、一階席が20名程度、二階席が30名程度のキャパシティだとのこと。
二階席に案内されましたが、内装は手作り感が満載です。
これがオシャレなチェーン店なら、確実に「手抜き工事だ!」と文句が出そうなつくりなんです。
ですが、それすら一種の「味」と思えるのは、やはり「定食酒場食堂」だからなのでしょう。
座席の椅子も、よーく見るときちんとした椅子ではありません。
ですが、その「手作り感」が、かえって落ち着くんですよね。
「定食酒場食堂」新店舗でいただく定食は?
新店舗ということで、今まで食べたことのない480円の「ザンギ定食」をオーダーしました。
ごはんと味噌汁がおかわり自由なのと、生卵1個がサービスなのは新店舗でも変わりありません。
驚異のリミット3000円システムも、当然のように継続しているのは嬉しい限りです。
久々に食べてみたかったので、80円の昭和ナポリタンもオーダーしました。
しっかりとしたケチャップのナポリタンで、相変わらずのコストパフォーマンスです。
壁に貼られた言葉からも、「定食酒場食堂」はどこまで行っても「定食酒場食堂」だということを再確認しました。
日替わりメニューのチェックには?
「288円定食」を始めとして、日替わりメニューが多いのが「定食酒場食堂」の特徴でもあります。
それらの日替わりメニューについては、公式Facebookで告知が行われています。
「定食酒場食堂」公式Facebook
基本的にランチタイムの直前に、その日の「288円定食」がFacebookで告知されます。
そして、夕方の部が始まる前に、その日の日替わり一品メニュー等がアップされています。
私のように遠方の人間には厳しいですが、お近くの方は来店前のチェックに活用できそうですね。
「定食酒場食堂」の2軒目に、近くのコンセプトBARはいかがでしょうか?
<2017年10月追記>
2017年10月現在、「牧師バー」は本記事で紹介している四谷荒木町では営業を行っておりません。
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。