「りんすず食堂」＠東京大島｜見た目をいい意味で裏切る「レモンラーメン」

日本がラーメン大国という事は、もはや疑いのない領域ではないかと思います。
何気ない街の中華屋さんの醤油ラーメンから、スープに使う水にまでこだわる専門店まで、百花繚乱の様相を呈しています。

そうなると、往々にして出くわしてしまうのが、「見た目はインパクトあるけど、食べてみたらガッカリ」系のラーメンです。
いわゆる「見掛け倒し」ってヤツですね。

しかしながら、時として見た目の強烈なインパクトを、いい意味で裏切ってくれるラーメンに巡り合うのも事実です。
東京都江東区の「りんすず食堂」の「レモンラーメン」なんかは、その代表例じゃないでしょうか？

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中華蕎麦「りんすず食堂」

★営業時間★
火～日　昼11:30～15：00　夜18:00～21:00
※月曜日定休

★住所★
東京都江東区大島5-7-3 成毛ビル１Ｆ

「りんすず食堂」の行き方

「レモンラーメン」で有名な「りんすず食堂」は、東京都江東区の「新大橋通り」沿いにあります。



最寄り駅は都営地下鉄新宿線「大島駅」で、ここから徒歩３分です。
JR線ですと、総武線「亀戸駅」が最寄りになりますが、20分ほど歩くことになります。



幹線道路沿いに灯りがともっていたら「りんすず食堂」開店中の合図です。



店名の「りんすず」って、「鈴」なんですね。



掲げられていた、メニューの紹介写真に「レモンラーメン」を発見しました。
ビジュアル的には「珈琲拉麺」や「アイスクリーム拉麺」に匹敵するインパクトですね。

食券を買って着席

「りんすず食堂」店内に入ると券売機があるので、最初に食券を買います。



人気ランキングの１位は「レモンラーメンと鶏天セット」、そして２位は「モツ南蛮ラーメン」とあります。
「モツ南蛮ラーメン」にも惹かれてしまいましたが、それ以上に「レモンラーメン」を見てみたい欲求が勝りました。



購入した食券をマスターに渡し、カウンターに着席します。
「りんすず食堂」はカウンター席のみのつくりになっています。

「レモンラーメン」とご対面

しばらく待つと、出てきたのがこちらです。
うん、どこからどう見てもレモンですね。



ちゃんと麺が入っているのか心配だったので、輪切りのレモンをどかしてみると
間違いなくラーメンだという事が確認できました。



なお、「レモンラーメン」を注文すると、こんな小鉢も出てきます。

「長い時間、レモンをスープに入れておくと酸味と苦みが出すぎてしまいますからね。」

「頃合いを見て、レモンの輪切りは引き揚げちゃってください。」

それではということで、「レモンラーメン」を食べ始めたのですが、そうしたらこれが美味しかった！



あっという間に完食です。
やや甘めのスープに、レモンの酸味が絶妙にマッチしていました。

「レモンラーメン」にはレモン以外の具や薬味が全く入っていませんが、それが逆に絶妙のバランスを生み出している感じですね。

スープの甘みにどこか日本蕎麦の感じがあったので、その点をマスターに聞いてみました。

「お気づきの通り、このラーメンのスープには、日本蕎麦のツユと同じ手法でダシをとったスープをミックスしています。」

「２つのスープのバランスについては、長いこと試行錯誤して来ましたけど、今の形に落ち着きましたね。」



日本蕎麦のツユが加わることで、和風のアッサリしたものを好む人には、すごく食べやすいスープになっていると思います。
「レモンラーメン」は、私みたいな蕎麦好き人間には、一度は食べてもらいたいラーメンですね。

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他のメニューも気になる「りんすず食堂」

食券を買うときに「モツ南蛮ラーメン」と迷ったわけですが、カウンターの前にこんな説明書きが貼ってありました。



こんなん読んでたら、次は「モツ南蛮ラーメン」も食べたくなるじゃないですか。

壁にもインパクトのある別メニューの紹介が掲げられていました。



見た目的にはアレかもですけど、「レモンラーメン」はそれを見事に裏切ってくれましたからね。
この「納豆つけめん」も試してみたくなりました。

そしてマスター曰く「鶏天もオススメですよ」とのこと
これは、何度かリピートしなければならないパターンですかね？

「レモンラーメン」以外にも、美味しいラーメンが目白押しの「りんすず食堂」
テレビに取り上げられることも多く、芸能人もよく来店するそうです。



次は「レモンラーメン」と「鶏天」のセットで行こうかな・・・
そんな事を考えながら、「りんすず食堂」を後にしました。

他にも、こんなラーメンを食べてみました

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。