お彼岸の意味とか由来とか?お彼岸の期間っていつですか?|坊主バーで教えてもらった事 その5

スーパーなどで「おはぎ」や「お花」が売られているのを見たりすると
「もう、お彼岸の季節なんだな・・・」と考えたりすることがあります。

なんとなくお墓参りに行ったりする方も多いとおもいますが、ところで「お彼岸」て何から始まったんでしょう?

こういう時、仏教にまつわるアレコレを気軽に聞くことができるのが坊主バー
さっそく、「お彼岸」の意味や由来を聞いてきました。

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お彼岸の由来は?


もともと仏教では、仏様のいる世界のことを「彼岸(ひがん)」というとされています。
「彼岸」とは、煩悩や悩みを超えて到達する事の出来る悟りの境地のことです。

これに対し、私たちがいる煩悩や悩みに溢れた現世のことを「此岸(しがん)」といいます。
そして、西方極楽浄土の教えから、仏教では「彼岸」は西に位置しており、「此岸」は東に位置しているとされています。

「春分の日」と「秋分の日」は、昼と夜の長さが同じになる日として知られますが、太陽が真東から昇り、真西に沈む日でもあります。
そのため、「彼岸」と「此岸」が最も通じやすい日でもあると考えられ、ここから「お彼岸」の期間に先祖供養をするようになったと言われています。

お彼岸の期間は「春分の日」と「秋分の日」の前後


お彼岸にはおはぎを供えて

お彼岸の期間は、一年のうち春と秋の2回やってきます。
それぞれ、「春分の日」と「秋分の日」を挟んだ7日間です。

お彼岸の期間の初日を「彼岸の入り」といい、最終日を「彼岸の明け」といいます。
ちょうど期間の真ん中となる「春分の日」「秋分の日」は、「お中日(おちゅうにち)」です。

参考までに、2018年のお彼岸の期間を以下に記載します。

<2018年・春のお彼岸の期間>
彼岸の入り:3月18日
お中日  :3月21日(春分の日)
彼岸の明け:3月24日

<2018年・秋のお彼岸の期間>
彼岸の入り:9月20日
お中日  :9月23日(秋分の日)
彼岸の明け:9月26日

なお、その年によって「春分の日」「秋分の日」の日付に違いがあるため、お彼岸の期間も年によって変わってきます。

お彼岸には何をする?


先祖供養の日として広く知られているのは「お盆」ですよね。
「お彼岸」では、「お盆」のような決まった行事をしたり、祭壇を飾ったりすることはありません。

ですが「お彼岸」では、「お中日」の前後にお墓参りにいって、手を合わせてくるのが一般的です。
家に仏壇などがある場合は、ご先祖様に感謝の気持ちを込めて、これらを綺麗にするのも良いですね。

ところで、「お彼岸」のお供え物といえば、「ぼた餅」と「おはぎ」が思いつきます。
私の実家では、「お彼岸」のお供え物として、いつもこれらをつくっていました。

「ぼた餅」や「おはぎ」を食べるようになった理由については、材料に使われる小豆の赤い色に、災いから身を守る厄除けの効果があるとされたからと言われています。

そして、「お彼岸」のお供え物に「ぼた餅」「おはぎ」が出てきた理由は、それだけではありません。
そこには、仏教の教えにプラスして、日本ならではの四季に対する感覚がミックスされていたんです。

「ぼた餅」を漢字で書くと「牡丹餅」と書きます。
これは春の野に咲く「牡丹」の花に由来しています。

「おはぎ」を漢字で書くと「御萩」と書きます。
これは「中秋の名月」に供える、「萩」から名付けられたとされています。

従って、春彼岸では「ぼた餅」を、秋彼岸では「おはぎ」をお供えすることになります。
「ぼた餅」と「おはぎ」の作り方は、ほぼ同じですが、「ぼた餅」はつぶあん、「おはぎ」はこしあんという違いがあります。

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実は「お彼岸」は日本限定


「彼岸」の概念は、もちろん仏教の教えによるものです。

ですが「お彼岸」に墓参り等をする風習は、実は日本でだけ行われているんですね。
少し意外ですが、仏教国であるインドやネパールにおいても、このような風習は無いということです。

日本では、仏教が広がる以前から、この時期に祖先や自然に感謝をする風習があったとされています。
もともと「八百万の神」の国ですから、自然の恵みに感謝し、様々な行事が行われてきました。

これらが仏教の教えと結びつき、現代のお彼岸の形になりつつ受け継がれてきたと言われています。

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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