子どもの頃、大好きだったアニメのひとつが「ゲゲゲの鬼太郎」
親に文句を言われながらも、テレビの前にかじりついていた記憶があります。
そして2009年には、「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者「水木しげる」先生にフォーカスを当てた連続テレビ小説、「ゲゲゲの女房」も放送されました。
俳優・向井理が水木先生役を演じたこのドラマ、毎朝NHKを見るのが日課になっていた方も多いのではないでしょうか。
水木先生の出身地である鳥取県境港市には、「水木しげる記念会」や「水木しげるロード」といった鬼太郎ゆかりのスポットが存在します。
しかし、鬼太郎ゆかりのスポットは、境港市に限った話ではありません。
東京都調布市にある深大寺
ここに、鬼太郎たちに出会えるカフェ「鬼太郎茶屋」があります。
目次
「鬼太郎茶屋」深大寺店
★営業時間★
火~日 10:00~17:00
※月曜日定休(月曜日が祝日の場合は翌火曜日休業)
★料金体系★
※併設の「妖怪ギャラリー」は入場料100円
★Pick up MENU★
「鬼太郎ビール」 ¥650
「ゲゲゲラテ」 ¥400
「砂かけ寒天」 ¥400
「一反もめんの茶屋サンデー」 ¥750
★住所★
東京都調布市深大寺元町5-12-8
※深大寺参道沿い
「鬼太郎茶屋」への行き方
「鬼太郎茶屋」の建つ深大寺参道へのアクセスは、電車とバスを乗り継ぐ必要があります。
JRを利用する場合、中央線「吉祥寺駅」か「三鷹駅」で下車
そこから小田急バスの「深大寺行」に乗車し、終点で下車します。
京王線を利用する場合は「調布駅」か「つつじヶ丘駅」で下車
バス乗り場で京王バスの「深大寺行」に乗車し、終点で下車となります。
バスの本数的には「つつじヶ丘駅―深大寺」間が、一番多い感じです。
自家用車を利用する場合は、周辺のコインパーキングを利用することになります。
![鬼太郎茶屋の妖怪カー](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋の妖怪カー-300x224.jpg)
バス停を降りて深大寺の参道に入って行くと、「鬼太郎カー」がお出迎え
この車、何気に水木先生の出身地、鳥取ナンバーなのがポイントです。
![鬼太郎茶屋の前に立つ鬼太郎とねずみ男](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋の前に立つ鬼太郎とねずみ男-300x224.jpg)
お店の前には「鬼太郎」と「ねずみ男」が仲良く並んでお出迎え
![鬼太郎茶屋の入口](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋の入口-300x224.jpg)
一反もめんの横をくぐれば妖怪ワールドが待っています。
築40年以上の木造建築をリフォームしたという店舗が、鬼太郎の雰囲気とマッチしていますね。
「鬼太郎茶屋」へ入って行くと
![鬼太郎茶屋の物販コーナー](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋の物販コーナー-300x224.jpg)
「鬼太郎茶屋」の入口側は「ゲゲゲの森」というお土産屋スペースです。
様々な鬼太郎グッズの他、水木先生の著作物もあり、ここを覗くだけでも楽しいです。
![鬼太郎茶屋のカフェコーナー](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋のカフェコーナー-300x224.jpg)
お店を奥に進んだところがカフェスペースになっています。
座布団が鬼太郎のチャンチャンコ、ベンチがぬりかべなのが堪りません。
飲み物と軽食は、奥のレジにて前払い清算するシステムです。
ゲゲゲと注文してみよう!
早速、喫茶メニューを見ていきましょう。
![鬼太郎茶屋の甘味メニュー](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋の甘味メニュー-300x224.jpg)
軽食は「目玉おやじの栗ぜんざい」や「一反もめんの茶屋サンデー」
![鬼太郎茶屋の飲み物メニュー](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋の飲み物メニュー-300x224.jpg)
飲み物は「鬼太郎ラムネ」や「鬼太郎ビール」が楽しいですね。
![鬼太郎茶屋のゲゲゲラテ](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋のゲゲゲラテ-300x224.jpg)
実際にオーダーしたのは「ゲゲゲラテ」
ラテアートは写真の「ねずみ男」の他に、「鬼太郎」と「目玉のおやじ」も選べます。
なんだか、崩して飲んでしまうのが勿体無いくらいカワイイですね。
![鬼太郎茶屋のぬりかべ味噌こんにゃく](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋のぬりかべ田楽-300x224.jpg)
そして、「ぬりかべの味噌こんにゃく」です。
これも、食べてしまうのが惜しくなってしまいます。
これ以外にもメニューがありますので、ぜひ実際に「鬼太郎茶屋」へ足を運んでみてください。
△実際に「鬼太郎茶屋」に立ち寄った方の動画です。
「妖怪ギャラリー」にも立ち寄ろう
「鬼太郎茶屋」には「妖怪ギャラリー」というスペースも併設されています。
![妖怪ギャラリーの入場料は妖怪ポストへ](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/妖怪ギャラリーの入場料は妖怪ポストへ-300x225.jpg)
ここへ入るには、入場料として100円が必要です。
妖怪ポストにコインを入れたら、階段を登ります。
![妖怪ギャラリーは2階](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/妖怪ギャラリーは2階-300x224.jpg)
建物の2階部分が「妖怪ギャラリー」になっています。
ここには「ゲゲゲの鬼太郎」で、お馴染みの妖怪たちが展示されています。
![妖怪ギャラリーの妖怪1](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/妖怪ギャラリーの妖怪1-300x224.jpg)
例えば、こんな感じですとか
![妖怪ギャラリーの妖怪2](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/妖怪ギャラリーの妖怪2-300x224.jpg)
こんな感じです。
色々な妖怪を見ることが出来ますので、ぜひ現地で楽しんでみてください。
なお、「妖怪ギャラリー」は、定期的に展示内容を変えているということです。
![妖怪ギャラリーにあった水木しげる先生の解説](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/妖怪ギャラリーにあった水木しげる先生の解説-225x300.jpg)
「妖怪ギャラリー」には、水木先生の紹介ポスターも掲示されていますが・・・
水木先生を妖怪に混ぜちゃって良いんでしょうか?
鬼太郎になりきれ!
![妖怪ギャラリーの奥には深大寺庭園が見渡せる休憩スペース](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/妖怪ギャラリーの奥には深大寺庭園が見渡せる休憩スペース-300x224.jpg)
「妖怪ギャラリー」の奥には「癒しのデッキ」という休憩スペースが設けられています。
深大寺の庭園を眺めながら、ひと息つくことが可能です。
![妖怪ギャラリーには鬼太郎なりきりセットも](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/妖怪ギャラリーには鬼太郎なりきりセットも-300x224.jpg)
そして「鬼太郎なりきりセット」なんてものも置かれています。
衣装とウィッグを自由に使って、記念写真を撮ったりできるんですね。
ところで何故に調布市に?
ところで、「鬼太郎茶屋」が何故に東京都内にあるのでしょうか。
実は調布市は、水木しげる先生が50年以上にわたって生活をしていた場所
言ってみれば、水木先生の第二の故郷のような土地なんですね。
![鬼太郎茶屋の看板](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋の看板-225x300.jpg)
そうした縁もあり、この東京都調布市に「鬼太郎茶屋」がオープンしたというわけです。
もちろん鳥取県にも「鬼太郎茶屋」がありますので、このお店でレシートを貰うと「鬼太郎茶屋 深大寺店」と印字されているのが確認できます。
![鬼太郎茶屋を訪れた水木しげる先生の写真](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋を訪れた水木しげる先生の写真-300x224.jpg)
実際に水木先生も「鬼太郎茶屋」を訪れて、記念写真を撮られていました。
店員さんに伺ったところ、この写真は、2014年と2015年に来店された時のものだそうです。
水木先生、亡くなるほんの数カ月前に来店されていたんですね・・・
![幾多郎茶屋にはアニメ鬼太郎の声優さんのサインも](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/幾多郎茶屋にはアニメ鬼太郎の声優さんのサインも-300x224.jpg)
水木先生以外にも、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の声優さん達も来店されたようですね。
「鬼太郎茶屋」のある「深大寺」って?
「鬼太郎茶屋」がお店を構える深大寺についても触れておきます。
深大寺は、最澄が日本に伝えたとされる天台宗の寺院です。
東京都内においては、浅草の浅草寺に次いで古いお寺とされています。
![深大寺の門](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/深大寺の門-300x224.jpg)
釈迦堂に安置されている銅製の釈迦如来倚像は、国の重要文化財にも指定されている貴重なものです。
この像は、七世紀(飛鳥時代)に造られたものだと言われています。
深大寺で行われる「深大寺だるま市」は、静岡県富士市の「毘沙門天だるま市」、群馬県高崎市の「高崎だるま市」と並んで、「日本三大だるま市」として有名です。
![鬼太郎茶屋のある深大寺の案内Map](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2016/12/鬼太郎茶屋のある深大寺の案内Map-300x224.jpg)
深大寺山門前の参道には、名物「深大寺そば」を提供する蕎麦屋が立ち並んでいます。
蕎麦にはうるさい長野県民の私ですが、「深大寺そば」は美味しく頂きました。
※ただし私は「富士そば」や「ゆで太郎」も普通に食べる人間
この他にも、都立植物公園とも隣接しており、家族連れでも楽しめるスポットになっています。
「鬼太郎」ゆかりの地で「妖怪グルメ」と「深大寺そば」を味わい、厳かに寺院を散策する一日も良いではないでしょうか。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。