カフェに限らず、お気に入りのお店には毎日でも通いたくなってしまうもの。
ですが、限られた日にしか開いていないからこそ、自分だけの隠れ家にしたくなるお店ってありますよね。
東京・池袋にある「ぼうずン・コーヒー」も、そんな隠れ家にしたくなるようなカフェ
お寺の建物の中で、お坊さんが淹れてくれたコーヒーを飲むことのできるお店です。
目次
「ぼうずン・コーヒー(ぼうず’n coffee)」
★営業時間★
不定期営業
★Pick up MENU★
「エスプレッソ」 ¥250
「カフェラテ」 ¥350
「抹茶オレ」 ¥350
「おしるこ」 ¥500
★住所★
東京都豊島区池袋3-1-6 祥雲寺敷地内
「ぼうずン・コーヒー」への行き方
「ぼうずン・コーヒー」の場所は、「池袋駅」から西に伸びる「要町通り」沿いです。
「池袋駅」からは徒歩10分程度、最寄りの東京メトロ「要町駅」なら3分程度の距離になります。
祥雲寺というお寺の敷地内で、不定期で営業しているカフェになります。
![ぼうずン・コーヒーのある池袋の祥雲寺](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーのある池袋の祥雲寺-300x225.jpg)
祥雲寺の門が大通りに面しているので、それが目印です。
![ぼうずン・コーヒーの看板](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの看板-300x225.jpg)
「ぼうずン・コーヒー」の営業日には、このような看板が置かれます。
![祥雲寺の敷地内入っていくとぼうずン・コーヒーの入口が](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/祥雲寺の敷地内入っていくとぼうずン・コーヒーの入口が-300x225.jpg)
お寺の敷地内に入っていくと、右側に「ぼうずン・コーヒー」の入口が見えます。
入口で「カーン」してください
![ぼうずン・コーヒーの入口](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの入口-300x225.jpg)
玄関を入ると、そこが受付になっています。
![ぼうずン・コーヒーの受付に誰もいないときは鐘を鳴らす](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの受付に誰もいないときは鐘を鳴らす-300x225.jpg)
隠れ家カフェだけに、常に受付に人がいるわけではありません。
誰もいないときは、ミニサイズの鐘を「カーン」して来店を知らせるのがユニークです。
![ぼうずン・コーヒーのメニュー](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーのメニュー-300x225.jpg)
鐘を「カーン」すると、店員さんならぬ袈裟を着たお坊さんが受付に現れます。
「ぼうずン・コーヒー」は、最初に注文をして会計を済ませるシステムです。
先に席に座って待っていれば、お坊さんがオーダーした飲み物を持ってきてくれます。
靴を脱いで上がり、建物の奥へと入っていきます。
廊下を通って「書院」へと
玄関を入ると、大きな屏風に描かれている「天上大風」の文字が目に飛び込んできます。
![ぼうずン・コーヒーの天上台風の屏風](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの天上台風の屏風-300x225.jpg)
「天上大風」といえば、江戸時代の著名なお坊さんである良寛さんの代表作です。
書道に疎い私には、詳しいことが解らないのですが、なんとなく趣を感じますね。
![ぼうずン・コーヒーの席は奥の書院にある](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの席は奥の書院にある-300x225.jpg)
その横の廊下を通り、奥へと進みます。
![ぼうずン・コーヒーの天井には木の温もり](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの天井には木の温もり-300x225.jpg)
廊下の天井からも、日本家屋特有の木の暖かさが伝わってくるようです。
![ぼうずン・コーヒーの廊下にはお釈迦様の生涯の掲示](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの廊下にはお釈迦様の生涯の掲示-300x225.jpg)
「お釈迦様のご生涯」が廊下に掲げられていました。
![ぼうずン・コーヒーの廊下を通って書院とテラスへ](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの廊下を通って書院とテラスへ-300x225.jpg)
座席は「書院」か「テラス」のどちらかを選べます。
席の移動は自由ですが、天気の悪い日は「テラス」が使えなくなります。
![廊下を歩いていくと書院に到着](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/廊下を歩いていくと書院に到着-300x225.jpg)
案内表示に従って進み、まずは「書院」へと入ります。
落ち着いた書院で
![ぼうずン・コーヒーの書院は広々としている](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの書院は広々としている-300x225.jpg)
![ぼうずン・コーヒーの書院は広い](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの書院は広i-300x225.jpg)
書院に入ってみると、かなり広い部屋になっていて、スペースに余裕があります。
![ぼうずン・コーヒーの庭にも趣が](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの庭にも趣が-300x225.jpg)
縁側に出ることも可能ですので、陽気が温かい日は、ここで飲み物をいただくのも良い感じです。
![ぼうずン・コーヒーで抹茶と最中のセット](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーで抹茶と最中のセット-300x225.jpg)
雰囲気に浸っていると、お坊さんがオーダーを運んできてくれます。
これは温かい抹茶と最中のセット、最中は自分で餡を挟んでいただきます。
![ぼうずン・コーヒーで抹茶ラテとアンバタートーストのセット](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーで抹茶ラテとアンバタートーストのセット-300x225.jpg)
こちらは別の日に注文した抹茶オレとアンバタートーストのセットです。
![ぼうずン・コーヒーで抹茶ラテ](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーで抹茶ラテ-226x300.jpg)
抹茶オレはラテアートも素敵なのですが、よく見ると入れ物が湯吞みなんですね。
![ぼうずン・コーヒーの書院には床の間が](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの書院には床の間が-300x225.jpg)
掛け軸のかかった床の間を眺めるのも、風情を感じさせてくれます。
都心に近いはずなのですが、この書院の中は別世界にいる感じです。
![ぼうずン・コーヒーの庭は夜になると幻想的](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの庭は夜になると幻想的-300x225.jpg)
日が落ちてくると庭がライトアップされて、また違った表情を見ることができます。
開放的なテラスへ
![ぼうずン・コーヒーのテラスへ向かう](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーのテラスへ向かう-300x225.jpg)
せっかくですので、書院からテラスへと移動してみます。
![ぼうずン・コーヒーの本堂の中](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーの本堂の中-300x225.jpg)
階段を上って行くと、祥雲寺の本堂になります。
荘厳な雰囲気で、「ザ・お寺」という風格ですね。
![ぼうずン・コーヒーのテラスは開放感がある](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうずン・コーヒーのテラスは開放感がある-300x225.jpg)
そして、窓の外がテラス席になっています。
書院も広々とした造りでしたが、テラスはそれ以上に開放感があります。
![ぼうぼうずン・コーヒーのテラスは陽気のいい日にピッタリ](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/ぼうぼうずン・コーヒーのテラスは陽気のいい日にピッタリ-300x225.jpg)
天気のいい日は、このテラスがおすすめですね。
「祥雲寺」を少しだけ
「ぼうずン・コーヒー」のある祥雲寺の始まりは、1532年へ遡ります。
薬師如来を本尊とする、曹洞宗の寺院です。
![祥雲寺の本堂](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/祥雲寺の本堂-300x225.jpg)
漫画家「石ノ森章太郎先生」のお墓がある事でも知られています。
![夜の祥雲寺の雰囲気も良い](http://cafe-bar.click/wp/wp-content/uploads/2017/10/夜の祥雲寺の雰囲気も良い-300x225.jpg)
副住職が以前にバリスタをされていたことから、「ぼうずン・コーヒー」を開業されたとのことです。
本当に「時々開いてる」カフェ
文中でも述べているように、「ぼうずン・コーヒー」の営業は不定期です。
毎日通いたいくらいの居心地の良さなのですが、お寺の仏事が優先とのことですので、これは仕方ありません。
ぼうずン・コーヒー公式Facebook
公式Facebookに営業予定が記載されますので、来店時にはチェックが必須です。
だいたい週2回くらいのペースでオープンしている感じになっていますね。
「ぼうずン・コーヒー」の近くには、こんなお店もあります
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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。