十六夜/IZAYOI

十六夜@高円寺尼僧BAR
「高円寺尼僧BAR」十六夜

十六夜のレシピ例


<材料>
・グレープフルーツジュース 適量 
・トニックウォーター 適量

<作り方>
1 氷を入れたグラスに材料を全て入れる
2 軽くステアする

・シェイクで作ることもあります
・グレープフルーツとトニックは同量が基本ですが、割合を変えてアレンジする事もあります
・香り付けに柚子の皮を加えるレシピもあります

十六夜の材料






十六夜の語源は何?


十六夜(イザヨイ)の語源は、どこから来ているのでしょうか?

十六夜は耳にしたことが無くとも、十五夜(ジュウゴヤ)は聞いたことある方は多いのではないでしょうか。
十五夜は旧暦の毎月15日の夜の事で、この日、月は最も満月に近くなります。

その15日の夜の中でも、最も月が美しく見える夜として、旧暦8月15日の「中秋の名月」は有名です。

十六夜とは、この十五夜の次の日の夜の事を指します。
満月の日から一日ズレるだけですので、十六夜も美しい月を楽しむことが出来ます。

カクテルの十六夜は、淡い月の光を連想させる幻想的な見た目をしています。
夜空に浮かんでいる美しい月の様子をグラスの中に表現したのが、名前の由来だと思われます。

十六夜はイザヨイ?ジュウロクヤ?


十五夜はジュウゴヤと読むのに、十六夜は何故にイザヨイと読むのでしょうか?

「いざよう」という言葉があります。
これは「ためらう」とか「躊躇する」といった意味の動詞です。

イザヨイは、この動詞が転じて名詞になったものなんです。

十六夜の月は、十五夜の月よりも50分ほど遅れて出てきます。
十五夜の夜よりも月が昇ることを躊躇しているということで、十六夜はイザヨイと読まれるようになったというのが有力説です。

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飲めない人間的 十六夜の感想


レシピは単純ですが、それだけにスッキリと飲めるのが十六夜です。
くどい甘さも無ければ、きつい酸味も無く、自然に味わえるノンアルコールカクテルに仕上がっています。

残念ながら、メニューにあるコンセプトBARはほとんど無いのが現状です。
作られてから日の浅いカクテルなので、単純に知名度が低いというのが原因だと思います。
※写真のものは知り合いのバーテンダーさんにお願いして作ってもらいました

クセが無く、どんな場面にも合いやすいノンアルコールカクテルなので、個人的にはメジャーになって欲しい一杯です。

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